シールドテントについて
当社では、金属メッキを施した布を材料に用いた高性能なシールドテントをご提案致します。
従来はシールドルームとして、独立した建物或いは建物の中に設置するケースが多かったものですが、近年のシールドテントはシールドルームに
匹敵する遮蔽性能を持ち、様々なシーンでユーザにアドバンテージのある設備となってきました。
シールドテントは軽量で移設が容易であるため、必要な時に必要な遮蔽空間を設置できるメリットがあります。EMC試験は勿論、電波吸収体との組み合わせで電波無響空間も作る事ができます。
またシールドテントを応用したリバブレーションチャンバー(VIRC)はIEC61000-4-21規格にも対応し、従来の反射箱よりも優れた均一電界分布が得られるものとして注目されています。
製品一覧
高性能シールドテント |
リバブレーションチャンバー |
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以下の様なお悩みのお客様に最適です
■社内にすぐ使える卓上シールド環境がほしい
■オフィスにシールドルームの設置場所がない
■シールドルームのコストが高額である
ご用途
・30MHz〜1GHz(EMC試験)
・1GHz〜6GHz(携帯・無線・WiFi・Bluetooth・5G Sub6)
・28〜40GHz帯(5G NR)
・77GHz(車載レーダー)
・情報セキュリティ用遮蔽空間
主な仕様
・遮蔽性能80dB(帯域平均)
・各種アクセスパネル対応可能
・電源ノイズフィルタオプション
・LAN/USB/D-sub等ノイズフィルタオプション
・換気オプション
・ご希望に合わせたサイズにカスタマイズ可能
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製作例
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リバブレーションチャンバーはIEC61000-4-21規格などでも最近注目を浴びている、いわゆる電波の反射箱です。
従来の電波試験では放射電力測定や均一電界照射が、使用されているアンテナや電波暗室環境の形状に左右される問題が
ありました。 リバブレーションチャンバは反射面内の電界を適切に「攪拌(Stir)」する事で多くのマルチパスモード
をわざと発生させ、反射面内の空間的電界分布を均一にするものです。
シールドテントを用いた「リバブレーションテント」はVIRC(Vibrating Intrinsic Reverberation Chamber)を構成することができ、
テント材そのものの柔軟性により、より良い電波の攪拌性を得るものとして注目されています。
ご用途
・30MHz〜40GHzのアプリケーション
・放射電力測定
・放射イミュニティ試験
・携帯電話/無線機/WiFi/Bluetooth/5G
・DO-160/MIL-STD-461/HIRF等
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リバブレーションテント
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